建物の壁や塀などの塗装面は経年劣化で剥がれてしまうことがあります。
塗装面が剥がれたまま放置すると日光や風雨などの刺激によって建材が傷むので、速やかに塗り直しを行うことが大切です。
しかし、塗装に用いる塗料によっては不快な臭いが充満してしまうことがあります。
塗料の悪臭は樹脂を溶解させて伸びを良くする効果がある有機溶剤から発生しているので、全くの無臭にするのは困難です。
近年では不快な臭気を減少させた塗料も市販されていますが、高額なので出費が嵩む問題があります。
塗装作業で悪臭を充満させないためには十分な換気を行って臭気が滞留しないように心がけます。
屋外での作業については風が吹いている中で行うのが不快な臭いを籠もらせない工夫ですが、塗料も早く乾燥してしまうのでそよ風程度の風力の時間を選ぶように心がけます。