屋根塗装で得られる効果とは?メリット・デメリットについて
屋根は毎日、雨風や紫外線に直接さらされるため、どんな耐久性のある素材や塗装を使っていても、時間の経過とともにその状態は劣化していきます。もし劣化したままにしておくと、雨漏りの発生する可能性も高くなり、場合によっては、屋根の葺き替え工事を行う必要も出てきます。そうならないためにも、屋根の塗装は早めに行うことが必要です。そこで今回は、屋根の塗装を行うことで得られる、メリットやデメリットをご紹介します。
1.屋根塗装が必要な理由
家の屋根材や外壁は、塗料が塗られており、塗膜の防水機能によって雨水の防水を防いでくれます。屋根や外壁は常に雨や風、太陽光など厳しい自然環境にさらされています。また、立地環境によっては、塩分の含んだ潮風にもさらされることも。このような外的要因により、家は少しずつ劣化していき、塗装のひび割れやチョーキング現象などが起こり、次第に建物の塗料の塗膜の防水機能が失われていきます。防水機能がなくなると、雨風や紫外線が直接建物に当たり、建物の内部に侵入してきます。その結果、建材や土台が侵食して家が傷む原因になります。
塗装の本来の目的は、雨水が侵入しないように塗装により塗膜を作ることで、家を守ることが本来の目的です。ただ、外観をきれいにしたい、イメージチェンジしたいという美観の向上だけが目的ではありません。塗装をすることで、家の寿命を延ばすことができます。生涯安心して暮らせる家を保つためには、定期的なメンテナンスが必要なのです。
2.塗装が必要な屋根と必要でない屋根の種類
屋根材にはいくつか種類があり、塗装が必要なものとそうでないものがあります。
2-1.塗装が必要な屋根材
「ストレート・金属・セメント瓦」
これらの屋根材は、塗装が必要になります。塗装が必要な屋根材に共通することは、「素材の上から塗装やコーティングしている」ことです。新築からある程度年数が経過すると、雨や風、紫外線などの影響により、塗装やコーティングが徐々にはがれてくるので、塗装が必要になってくるのです。
2-2.塗装が必要でない屋根材
「和瓦・洋瓦・天然ストレート」
自宅の瓦がこれらに該当する場合は、塗装の必要は一切ありません。これらの屋根材は、耐久性に非常に優れています。粘土瓦全体にいえることですが、他の屋根材と比較すると、重量があるため耐震性の理由から、最近の家ではあまり使われることがなくなってきました。
3.屋根塗装のメリット
屋根の塗装を定期的に行うことで、得られるメリットは5つあります。
3-1.屋根の寿命を延ばす
屋根は雨風や紫外線、その他の外的要因によって365日ダメージを受けています。ストレート屋根や金属屋根は、粘土瓦と違い、塗り替えを行わないと屋根材が傷ついてしまい、本来の効果を保持することが出来なくなってしまいます。そのため、塗り替えを定期的に行い、屋根材を塗膜でカバーすることによって、屋根材の寿命を延ばすことが可能です。
3-2.雨漏りの予防
屋根にひび割れができてしまうと、その隙間から雨が侵入してきてしまい、雨漏りに繋がってしまう可能性があります。塗装によってひび割れの発生を未然に防ぐことで、雨漏りの対策に繋がります。
3-3.節電効果がある
塗料の中には、遮熱や断熱に優れたものがあります。そういった塗料を使うことで、太陽光による夏の暑さを和らげる効果が期待できます。その結果、夏場は冷房の費用を抑えることができ、節電効果になるのです。
3-4.外観の向上
外観の塗装を行うことで、外観の印象を新しくすることができます。毎日暮らす家の屋根が綺麗に保たれることで、日々の暮らしが充実したものになります。
3-5.撥水・抗菌効果のアップ
屋根塗装に使う塗料によっては、撥水性が高いものが多く、雨水などを弾く効果があります。雨水が屋根に残っていると、粉じんや汚れが付きやすくなってしまいます。また、抗菌効果によって、カビやコケが発生することを抑え、腐食の原因を防ぐことができます。
4.屋根塗装のデメリット
屋根塗装にデメリットはほとんどありませんが、強いてあげるとすれば、「いずれ色が褪せる」ことです。塗装は、年数とともに必ず色が褪せてきます。そのため、新しく塗装を行っても仕方のないことですが、いつかは色が褪せてしまいます。
5.まとめ
今回は、屋根塗装で得られるメリットやデメリットをご紹介しました。はじめて屋根の塗装をする方は、不安なことも多いと思いますが、美しいお家を取り戻すためにも、この記事を参考にして塗装業者に頼んでみましょう。神奈川県にお住まいで、業者に外壁工事を依頼したいという方は、ぜひ「株式会社RINOA」をご利用ください。弊社は社長自らはもちろん、塗装技能士の資格を持ったスタッフが、クオリティの高い外壁・屋根の塗装を行っていきます。また、10年間保証で外壁の塗り替えも4回まで行います。横浜市、川崎市、鎌倉市、藤沢市、横須賀市、厚木市など都市部から住宅街まで、基本的に神奈川県ならどこでも工事を承れますので、まずはお電話でお気軽にご相談ください。
屋根塗装を行うタイミングは?おすすめの季節はこの時期!
新築で建てた家の屋根も、時間が経つにつれ、塗装が剥がれてきたり、下地が見えてしまったりと劣化が進んでいきます。そのまま屋根塗装を行わずに放置しておくと、雨水が内部に侵入して、雨漏りを引き起こしたり、建物内部を傷めたりする要因にもなってしまいます。その結果、屋根の重ね葺きや、葺き替えが必要となり、屋根塗装よりも高額な費用がかかってしまうことがあるのです。そこで今回は、屋根塗装する際に、最適な塗り替えのタイミングと、おすすめの季節についてご紹介します。
1.耐用年数でみる屋根塗装のタイミング
屋根の塗り替えの時期は、外壁の塗り替えと同様に、築10年目が再塗装の目安とされています。しかし、屋根の場合は、外壁と比べて雨風や紫外線にさらされていることが多いので、注意が必要です。また、屋根材にも様々な種類があり、種類別につぎに塗り替えた方がいい時期が決まっているので、いくつかご紹介します。
1-1. ストレート瓦(耐用年数20~25年)
塗り替えの目安時期は5~10年毎です。
1-2.セメント瓦(耐用年数30~40年)
塗り替えの目安時期は5~10年毎です。
1-3.日本瓦(耐用年数50~100年)
塗り替えは必要ありません
1-4.金属屋根(耐用年数30~60年)
塗り替えの目安時期は5~10年毎です。このように、屋根の種類によって、塗り替え目安となる時期が決まっています。日本瓦以外の屋根は、築10年目を目安に塗り替えるようにしましょう。
2.塗り替えのサインとチェック方法
屋根は、雨風や紫外線が一番当たり、家の中で最も過酷な場所です。そのため、外壁よりも早く傷んでしまいます。10~13年もつといわれている耐久性の良いシリコン塗料を塗ったとしても、8~10年程しかもたない場合もあります。そのため、2度目の塗り替えの際は、前回塗装した屋根の、塗料の耐久年数を考慮して、早めに塗り替えることが大切です。また、以下の症状が屋根に出ていたら、早めに屋根の塗装を塗り替える必要があります。
- 屋根の色が変色している
- 屋根が反り返っている
- 屋根の塗料が剝がれている
- 藻やコケが発生している
- 雨漏りしている
このような症状がみられた場合、屋根の塗り替えのタイミングとなります。屋根にひび割れや破損、雨漏りがある場合は、塗り替えだけでは済まない可能性もあるので注意しましょう。塗り替えが対応できない場合は、屋根の葺き替えが必要だったり、元々の屋根の上に新たな屋根を設置するカバー工法などを行う必要があります。屋根の状態が悪くなるほど、リフォームが必要になってくるので、定期的に屋根の状態を観察することが大切です。
3.屋根塗装に適した条件とは?
塗料の乾燥に必要な条件として、気温が5℃以下、湿度が80%以上あると塗装を行うことができません。これは、塗料の乾燥が不十分になるためです。外壁や屋根の塗装は、3度以上の重ね塗りが基本です。そのため、下の塗膜が乾かないうちに上塗りをすると、色むらができるなど仕上がりが均一にならず、断熱や防水など塗料の効能も十分発揮することができないといったトラブルが生じます。当然、雨の多い季節は塗装に不向きです。完全に塗装が乾燥する前に、塗料が流されたり、水に塗料が抜け出したりしてしまうからです。以上の理由から、雨が少なく、気温も安定していて、乾燥に必要な日照時間も確保できる、「春」が最適の時期といえます。
4.屋根塗装するのにおすすめの季節は?
屋根の塗装は、”春”が最適と説明しましたが、特に4月から5月にかけては、気温も20℃前後と暖かく、湿度もそれほど高くありません。日照時間も夏に向けて長くなるので、塗料が乾燥しやすく、作業時間も確保しやすいです。また、まとまった雨が降ることも少ないので、作業も中断することなく、短期間でスムーズに塗装を終えることが可能です。ただ注意点としては、塗装を行うのに最適な時期は、業者が忙しくなる時期となります。そのため、見積りがしずらい時期でもあるのです。屋根塗装業者への見積りは、年中行うことが可能ですが、それでも繁忙期となると人手が足りないため見積もりのための現場調査に、時間がかかってしまう場合があります。見積もりを依頼することはいつでも可能なので、自分が塗装をしたい時期に合わせて、早めに見積もりを依頼しておくようにしましょう。
5.まとめ
今回は、屋根塗装を行うタイミングや、時期についてご紹介しました。はじめて屋根の塗装をする方は、不安なことも多いと思いますが、美しいお家を取り戻すためにも、この記事を参考にして塗装業者に頼んでみましょう。神奈川県にお住まいで、業者に外壁工事を依頼したいという方は、ぜひ「株式会社RINOA」をご利用ください。弊社は社長自らはもちろん、塗装技能士の資格を持ったスタッフが、クオリティの高い外壁・屋根の塗装を行っていきます。また、10年間保証で外壁の塗り替えも4回まで行います。横浜市、川崎市、鎌倉市、藤沢市、横須賀市、厚木市など都市部から住宅街まで、基本的に神奈川県ならどこでも工事を承れますので、まずはお電話でお気軽にご相談ください。
外壁塗装の種類は何種類ある?外壁塗装の種類を解説!
外壁塗装に使う塗料は、どれも同じだと思っている方も多いのではないでしょうか。実は、塗料には種類やグレードがあります。塗料のグレードとは、耐久年数、つまり「持ち=寿命」のことです。塗料によっては、10年ほど違う塗料もあります。しかし一般の方にとって、塗料の種類や耐久年数は馴染みが薄く、どれを選べばいいのか分からないもの。そこで今回は、外壁塗装を行う際に必要な、外壁塗装の種類について詳しくご紹介します。
1.塗料の種類と特徴について
まずは、塗料の種類と特徴についてご紹介します。
1-1.アクリル系塗料(耐久年数6~8年)
約30年以上前に発売された塗料です。耐久年数は比較的短いですが、コストパフォーマンスは高いです。当時は、モルタルのひび割れに対応する画期的な塗料でしたが、汚れやすい欠点があります。現在では、ほとんど使用されていません。
1-2.ウレタン系塗料(耐久年数7~10年)
汚れ、色褪せ、耐久性、施工性などバランスがいい塗料です。柔らかい性質で、万能塗料なので細部塗料には適しています。しかし、外壁塗装の塗料としては、耐久年数が劣ります。昔ながらの業者は使用しているところもあります。
1-3.シリコン塗料(耐久年数12~15年)
汚れや色落ちに強く、防カビ性などの高い性能があります。耐久性と近年の価格の安定で、人気の高い塗料です。シリコンを含有し、汚れにくさと性能を両立しています。
1-4.ラジカル塗料(耐久年数14~16年)
2015年に発売された新しい塗料です。UV/酸素/水による塗膜の劣化を防ぎます。シリコン同様、耐久年数はとても高いです。
1-5.フッ素系塗料(耐久年数15~20年)
耐久年数は非常に高いですが、高額です。まだ価格が高いので、一般住宅ではなく、商業施設やビルに使われることが多いです。もちろん、耐久性は非常に優れているので、ご予算に余裕があれば選んでみる価値はあります。
2.どう選べばいい?塗装の選び方
塗料には様々な特徴があり、塗料をする場所や、目的に合った塗料を選ぶことが大切です。同じ素材の塗料でも、メーカーによって特徴が異なります。そのため、どの塗料が自分にとってベストな選択なのかを考える必要があります。塗装業者に、自分の優先順位や目的を事前に伝えることが重要です。そこで、塗料を選ぶ際に、事前にチェックしておく6つのポイントを紹介します。
2-1.予算
まずは、予算です。塗装を行う際に、いくらまで出せるかを明確にしておきましょう。それによって、使う塗料や施行の仕方が変わります。
2-2.塗装の範囲
塗装の範囲を明確にします。塗装は外壁だけでなく、屋根や雨戸など細かい場所も伝えましょう。
2-3.機能性
塗料によっては、遮熱や断熱、光触媒などの機能がある塗料があります。どの機能がほしいのか、自分の目的に合った塗料を選びましょう。
2-4.色
ちょっとした色味の違いで、家の外観の見栄えは変わってきます。どんな色調にしたいか、自分のイメージを伝え、いくつか色を提示してもらいましょう。
2-5.修繕箇所
塗装だけでなく、とくに気になっている箇所などがあれば、併せて相談してみましょう。
2-6.メンテナンス期間
メンテナンス期間を明確にしておくことも大切です。耐久年数をどのくらいにするのかなどを考慮し、最適な塗料を業者に選んでもらいましょう。
3.色選びのポイント
塗料の色は、塗った前と後で大きく印象が変わるため、塗料選びで最も迷ってしまうところ。実際に塗装する範囲は、サンプルや色見本と比べて、とても広範囲です。このため、見本よりもカラーの印象が強くなってしまい、カラーを選んだときの印象と違うことが結構あります。カラーを選ぶ際は、彩度と明度のトーンをワンランク落として考えるのが良いです。住居の色は、外壁のメインカラーと屋根、雨戸といったサブカラーから成り立っています。このツートンカラーの組み合わせで、住居全体の印象がつくられるのです。塗り替えの際の色選びでは、「好みの色ではなかった」というよりも、「景観に合わない」「デザインに合わない」といった失敗が多いようです。自分の好みよりも、周囲やデザインを重視しましょう。また、実際に外壁に塗ったイメージが違うことで、トラブルが発生することもあります。業者に試し塗りをしてもらい、トラブルを回避することが大切です。
4.まとめ
今回は外壁塗装の種類や選び方、色選びのポイントをご紹介しました。はじめて外壁の塗装をする方は、不安なことも多いと思いますが、美しいお家を取り戻すためにも、この記事を参考にして塗装業者に頼んでみましょう。神奈川県にお住まいで、業者に外壁工事を依頼したいという方は、ぜひ「株式会社RINOA」をご利用ください。弊社は社長自らはもちろん、塗装技能士の資格を持ったスタッフが、クオリティの高い外壁・屋根の塗装を行っていきます。また、10年間保証で外壁の塗り替えも4回まで行います。横浜市、川崎市、鎌倉市、藤沢市、横須賀市、厚木市など都市部から住宅街まで、基本的に神奈川県ならどこでも工事を承れますので、まずはお電話でお気軽にご相談ください。
外壁塗装は必要?外壁塗装を行うメリット・デメリット
外壁は、新築から10年もすると劣化症状が見られるようになります。そのため、家を建ててから12~13年目で外壁塗装を行う家が多いですが、塗り替えを行わずに放置している家も少なくありません。しかし、適切な時期に塗り替えを行わないと、ひび割れが起き、雨水が浸水して、結果として塗り替え以上のリフォームが必要になってくることもあります。外壁塗装を行うメリットは、建物を守るだけでなく、他にもいくつかのメリットがあるのです。そこで今回は、外壁塗装を行うメリットとデメリットについてご紹介します。
1.外壁塗装を行うタイミング
外壁塗装の塗膜の寿命は、塗料の種類によって異なりますが、目安としては10年といわれています。しかし、実は7~8年で塗り替えるのがベストです。家を建てたら、7~8年を目安に外壁の様子をチェックしましょう。もし、そこで何らかの「サイン」を見つけたら、外壁塗装を施すタイミングだと捉えましょう。
2.外壁塗装を行うメリットとは?
外壁塗装を行うメリットは、いくつかあるのでご紹介します。
2-1.美観の向上
外壁塗装を行うことで変化するのは、美観の向上です。外壁塗装は、経年劣化により色褪せや剥がれ、ふくれなど外観の変化が表れてきます。いつまでも美しい建物を維持するためには、塗り替えが必要不可欠です。しっかりとした外壁塗装は、セルフクリーニング効果を発揮するので、汚れにくい外壁を維持します。定期的に外壁塗装のメンテナンスを行うことで、建物を美しく維持でき、資産価値の向上にも繋がります。
2-2.耐久性の向上
外壁の塗膜がしっかりしていると、外壁の素材自体を守ってくれるので、外壁や建物の耐久性が増すことになります。外壁への耐久性は、使う塗料によっても大きく異なります。耐久性の弱い順から、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系という順になっています。外壁の塗り替えに最も用いられている塗料は、耐久性と価格のバランスがよく、コストパフォーマンスに優れた、”シリコン系塗料”が最も使われています。
2-3.省エネ効果
断熱・遮熱塗装をすることにより、真夏や真冬など高低差のある外気温から建物を守ってくれます。「夏は涼しくて、冬は暖かい」理想的な省エネ環境は、外壁の塗膜の力によって、より大きく発揮することが可能です。室温が外気に影響されにくくなるので、エアコンの使用頻度が減り、省エネ効果に繋がります。
2-4.遮熱効果
直射日光による、外壁や屋根表面の温度上昇を抑える遮熱効果で、室内の温度変化を軽減する効果があります。また、外壁の塗膜がしっかりしていることで、紫外線などの影響を建物に与えずに済みます。紫外線の影響を少なくすることで、外壁の劣化を防ぐことが出来るので、外壁も長持ちします。
2-5.防水、防湿効果
塗料は撥水性が高く、雨を弾いて浸水することを防ぎます。ひび割れなど、外壁が劣化して防水機能が薄れたままにしておくと、雨水が家に浸透してしまい、梁や柱が腐ってしまうことがあります。塗料を塗り替えることで、外壁から雨漏りを防ぎ、丈夫で長持ちする建物を維持することに繋がります。
2-6.防火効果
外壁の塗膜がしっかりしていると、熱の遮断にも効果的です。防火効果により万が一、外部から火が移ったとしても、火の移りを遮る時間稼ぎにもなります。
2-7.建物を保護する
外壁塗装をしっかりとすることで、紫外線や雨風、地震や台風による揺れなどから、家を守ることが可能です。このように、建物の耐久性を高めることによって、劣化の原因から大切な住まいを守ってくれます。傷みを放置することによって、修繕費がかさむ可能性もあるので、経済的ともいえます。
3.外壁塗装を行うデメリットとは?
外壁塗装を行うデメリットはほとんどありませんが、あえて挙げるとしたら、「定期的に塗り替えを行わなければならない」ことです。外壁は紫外線や雨風などの影響を毎日受けているので、どんなに耐久性の高い塗料でも、必ず塗り替えの時期が来たら、塗り替える必要があります。しかし、塗り替えを行わなければ、建物自体が劣化することになるので、のちのち大規模なリフォームや工事が必要になってきます。そのため、最も注意すべき点は、定期的に塗り替えを行わなかった場合に生じる、外壁そのものの劣化といえます。
4.まとめ
今回は、外壁塗装のメリット・デメリット、タイミングについてご紹介しました。はじめて外壁の塗装をする方は、不安なことも多いと思いますが、美しいお家を取り戻すためにも、この記事を参考にして塗装業者に頼んでみましょう。神奈川県にお住まいで、業者に外壁工事を依頼したいという方は、ぜひ「株式会社RINOA」をご利用ください。弊社は社長自らはもちろん、塗装技能士の資格を持ったスタッフが、クオリティの高い外壁・屋根の塗装を行っていきます。また、10年間保証で外壁の塗り替えも4回まで行います。横浜市、川崎市、鎌倉市、藤沢市、横須賀市、厚木市など都市部から住宅街まで、基本的に神奈川県ならどこでも工事を承れますので、まずはお電話でお気軽にご相談ください。
建物防水にはどんな種類がある?それぞれの特徴や工事内容について
大切な住まいを守り、いつまでも快適に過ごすためには、屋根や屋上、外壁やバルコニーなどから、水の侵入を防ぐことが大切です。建物の防水には、いろいろな種類の防水工法があります。その種類によって使用される防水材も異なり、耐久年数やメンテナンスポイントなど、改修工事も変わってきます。そこで今回は、建物防水の種類と特徴についてご紹介します。ぜひ、ご自宅の防水工事を行う際の参考にしてみてください。
1.建物防水工事の必要性
建物は雨や風、紫外線などの影響を受け続けることによって、塗装面の劣化は著しく早まってしまいます。また、建物内部に水が侵入すると、どうしても耐久性が弱まってしまいます。例えば、屋外や外壁、ベランダやバルコニーのひび割れなどで隙間が生じると、そこから水や湿気が侵入して、水漏れが発生したり、建物の土台にダメージを与える可能性があります。水が侵入してきた家は、湿度と含水率(木材に含まれる水量)が上がり、カビや白アリが繁殖してしまう原因にもなります。このような被害を防ぐためにも、建物に水が浸入しないように、防水工事を行うことが大切です。
2.建物防水の種類
建物防水の種類は、大きく分けて5種類あります。それぞれの特徴について、説明していきます。
2-1.ウレタン防水
現在、日本で行われている防水工事の多くが「ウレタン防水」です。ウレタン防水は簡単に言うと、下地に塗るだけで防水層を形成する工法となります。材料が液体であるため、平らな場所以外にも使用ができ、複雑な部分などにも幅広く使うことができるのが特徴です。材料を塗るだけなので、改修工事として簡単であり、工期も短く済み、コストも全面改修の半分以下で済むことができます。また、撤去する廃材も出ないので、環境保全・産廃処理などの点でも優れた工法となっています。
2-2.ゴムシート防水
「ゴムシート防水」は、シート状に成形した合成ゴム系シートを、接着剤などで下地に張り付ける防水工法です。元々は、日本の防水工事の主流でした。施行に関しても、工期が短く、コストも比較的安価です。目立ちにくいところの工事や応急処置としては、最適な防水工法となります。また、軽量であるのも大きな特徴で、上に保護層シートを塗れば、軽歩行も可能です。しかし、接着材の剥がれが起きやすく、徐々に数は減少しています。
2-3.塩ビシート防水
「塩ビシート防水」とは、塩化ビニールシート樹脂でつくられた、防水シートを接着剤などで下地に貼り付ける防水方法です。塩ビシート防水は、ゴムシート防水よりも耐久性があると言われています。軽量化で施工しやすいことに加え、もともとの防水の種類を問わず、被せて施行可能である場合もあり、その場合の撤去費用は必要ありません。紫外線・熱・オゾンに対する耐久性に優れています。また、鳥害も受けることがありません。しかし、シートの重なり部分などの施行には、高い技術力に加え、経験も必要になります。
2-4.FRP防水
「FRP防水」は、強度が高く、耐久性に優れたFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を応用し、FRPの被覆防水層を形成する方法です。FRP防水は、軽量でありながら強度が大きく、5層の防水層で形成されるため、耐熱・耐水・耐久性に優れています。用いられる場所は、ベランダの他、温泉施設や屋上駐車場、工場の床など幅広いです。硬化するのが早く、1日か2日で施行作業が終わります。出来上がった防水層は、継ぎ目のないシームレスな構造になり、外観的にもきれいな仕上がりになります。ただ、施行中の樹脂が硬化するまでは、臭いが周囲に広がる可能性があるので、臭気対策が必要です。
2-5.アスファルト防水
「アスファルト防水」とは、合成繊維不織布にアスファルトを含ませ、コーティングしたシート状のルーフィングを、貼り重ねて形成する方法です。ルーフィングを積層することで、水密性に優れた防水層が構成されます。用いられる場所は、広い屋上などの防水工事に用いられることが多いですが、最近では、シート防水に取って代わりつつあります。ただ、アスファルトは高熱で溶かす必要があり、工事中臭いが発生してしまいます。また、紫外線が当たると硬化して劣化するので、それを防ぐためにも保護が必要となります。
3.まとめ
今回は、建物防水の種類についてご紹介しました。はじめて建物防水をする方は、不安なことも多いと思いますが、美しいお家を取り戻すためにも、この記事を参考にして塗装業者に頼んでみましょう。神奈川県にお住まいで、業者に外壁工事を依頼したいという方は、ぜひ「株式会社RINOA」をご利用ください。弊社は社長自らはもちろん、塗装技能士の資格を持ったスタッフが、クオリティの高い外壁・屋根の塗装を行っていきます。また、10年間保証で外壁の塗り替えも4回まで行います。横浜市、川崎市、鎌倉市、藤沢市、横須賀市、厚木市など都市部から住宅街まで、基本的に神奈川県ならどこでも工事を承れますので、まずはお電話でお気軽にご相談ください。